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教職員を対象に「防災研修」を実施しました~共同研究プロジェクトの一環として

大妻女子大学の教職員を対象にした防災研修が11月28日(木)に千代田キャンパスで実施され、18人が参加しました。防災訓練では、STEP(A Simulation Training system for Earthquake shelter Program)を活用した避難所運営を疑似体験するトレーニングが行われました。


STEPとは、人間関係学部人間関係学科・田中優教授、同学科・堀洋元准教授らをはじめとする災害援助研究会が開発に取り組む「広域災害における避難所運営訓練システム」のことで、2019年度本学人間生活文化研究所の共同研究プロジェクトの一環です。参加者の防災意識の向上や、さまざまな地域のさまざまな被災状況に活用することを目的としています。


当日は1班6人ずつ、計3班がSTEPに取り組み、避難所で起こる停電や断水などのさまざまなトラブルを解決するために、グループ討議と意思決定を重ね、決定事項を付せんに書き出し模造紙に貼付。その間、インストラクターがそばにおり、各班に指示やアドバイスをしました。その後、各班で避難所運営の問題点・改善策について検討し、さらに全体でシェアしました。最後にはインストラクターの1人である筑波大学人間総合科学研究科・松井豊教授から、「1時間という短い時間で立派な運営であったものの、人の手配が遅かった点や学生の安否確認を最優先すべき」という講評がありました。


参加者からは「適正な人数配置をするのが難しい」「目の前の課題に飛びつきがちなので、複眼的に物事を見る必要がある」などの声も聞かれ、多くの気付きを得られる研修会となりました。


なお、同研修会は多摩キャンパスでも12月5日(木)に実施予定です。


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