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名誉教授称号記を授与 阿部先生、川之上先生、岡田先生、柏木先生、森岡先生

大妻女子大学の発展に長きに渡りご尽力いただいた5人の元教授に「大妻女子大学名誉教授」の称号が2019年4月1日付で授与されました。5人の元教授は次のとおりです。


家政学部児童学科・阿部和子元教授

家政学部児童学科・川之上豊元教授

家政学部ライフデザイン学科・岡田安代元教授

文学部日本文学科・柏木由夫元教授

文学部コミュニケーション文化学科・森岡修一元教授


名誉教授称号授与式は6月19日に千代田キャンパスで、伊藤正直学長、大澤清二副学長、井上美沙子副学長、青江誠一郎家政学部長、村上丘文学部長列席のもと行われました。伊藤学長は元教授らのこれまでの功績と本学への貢献に対して感謝と労いの言葉を述べ、一人ひとりに称号記を手渡しました。

それぞれの学部・学科の発展に大きく貢献された先生方は、当時の苦労や思い出話に花を咲かせ、岡田元教授が存命中の創立者・大妻コタカの様子について語る等、大変和やかに歓談されました。

5人の先生方の略歴・業績は次のとおり。


■阿部和子名誉教授

1947年生まれ。日本女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。専門は社会心理学、発達心理学(乳幼児期)、保育学。聖徳大学短期大学部教授、同大学院教授を経て、06年に家政学部児童学科教授として着任。08~12年まで家政学部児童学科長、12~14年まで家政学部児童臨床研究センター所長、14~16年まで家政学部長を務められました。特に児童臨床研究センター所長として13年に子育て支援事業「はぐみぃ」を立ち上げ、現在も近隣の保護者の支援の場となるとともに、学生らの学びの場となっています。学外では、10年に全国保育士養成協議会・関東ブロック理事、14年から同協議会常任理事・関東ブロック会長の要職を務め、学内外で保育者養成に大きく貢献されました。


■川之上豊名誉教授

1955年生まれ。日本体育大学体育学部体育学科卒業。専門はスポーツ科学。78年に体育助手として着任し、84年に専任講師、95年に助教授、06年教授に就任しました。同学科の特色ある授業「児童学基礎体験演習」の創設に尽力、また、本学の課題解決型授業「キャリア・デベロップメント・プログラム(CDP)」の設立、運営に尽力されました。課外活動では、バレーボール部監督に就任され、長年にわたり学生を指導されました。社会的活動としては、全国私立短期大学体育大会東京大会運営委員、関東バレーボール連盟指導普及委員、97・99年ユニバーシアード競技大会エキストラオフィシャル(バレーボール女子の部アナリスト)、01・03年ユニバーシアード競技大会日本選手団バレーボール女子の部技術スタッフ(アナリスト)、日本オリンピック協会委員会強化スタッフなどを歴任されました。


■岡田安代名誉教授

1947年生まれ。文化女子大学大学院家政学研究科修士課程被服学専攻修了。専門は染色学。70年に家政学部助手として着任し、同学部講師補、専任講師を経て、91年に短期大学部助教授、99年に短期大学部教授、02年に新設された家政学部ライフデザイン学科の教授に就任。16年に退職されるまで、通算44年の長きにわたり本学に勤務されました。また、93~16年まで華道部の顧問として、課外活動においても多くの学生を指導されました。


■柏木由夫名誉教授

1949年生まれ。東京教育大学大学院日本文学専攻修士課程修了。昭和学院短期大学国文科助教授を経て、84年に大学・短期大学部の専任講師に着任、86年に助教授、94年には文学部教授に就任。99~03年まで文学部日本文学科長、04~06年まで大学院文学研究科国文学専攻主任、08~12年まで文学部長、14~16年まで大学院人間文化研究科言語文化学専攻博士後期課程主任、16~18年まで大学院人間文化研究科長など学内の要職を歴任され、学部・大学院の充実と発展に貢献されました。日本中古の和歌を専門とし、主な著書に『平安時代後期和歌論』(2000年風間書房)があるなど、平安後期の和歌研究の第一人者として多くの業績を残されました。


■森岡修一名誉教授

1946年生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育学専門課程教育史専攻博士課程単位取得満期退学。名古屋女子大学教授、同大学院教授を経て、02年に設置された文学部コミュニケーション文化学科の教授として着任されました。10~14年にコミュニケーション文化学科長として学部・学科運営に尽力されました。また、14年に大学院人間文化研究科言語文化学専攻に国際文化専修を増設するにあたり、委員、代議員として中心的な役割を果たしました。ロシア・中央アジアを中心とした旧ソ連諸国の言語政策・教育思想史並びに心理学を専門に研究され、主な著書に『多民族国家における言語政策-ソ連邦における二語併用への道-』(1974年教育調査研究所)があります。