お知らせ - 2018年

よりよい講義を行うために 平成29年度後期FD講演会 ,


大妻女子大学ファカルティ・ディベロップメント(FD)委員会主催の後期FD講演会が1月25日(木)午後2時半から千代田キャンパス大学校舎A棟155教室で行われ、多摩キャンパスへも同時中継されました。これは、本学が大学教育の質的な向上を目的に取り組むFD活動の一環として、定期的に開催しているもの。当日は、株式会社技術・技能教育研究所代表取締役の森和夫氏が、「良い講義の条件とその実践~いくつかの授業事例に学ぶ~」と題して、どのように講義を効果的に展開し、講義の目標に到達させるかについて講演をしました=下写真




講演では、講義法について、教員が講義目的や範囲などを自由にコントロールできる長所がある一方で、学習者側は自己表現の機会が少なく、受動的立場に置かれてしまうといった短所を指摘。学習者が能動的になるような講義の展開やテクニックについて、授業事例やApple創業者・スティーブ・ジョブス氏のスピーチなどを紹介しました。「私が考える良い講義とは、『わかりやすく』『学生の立場で構成され』『講義のねらい・目標に到達でき』『学生参加のあるもの』です。良い講義を行うには、最初に講義のねらいを学生らに明確に示し、指導目標に合わせた教材研究、時間配分などの構成を考えましょう」と事前準備の重要性に触れると、「授業を学生参加のあるものにするためには、学生に発表させたり、フィールドワークを行ったりするなどの多様なイベントが効果的です」と語りました。


森氏は、職業能力開発総合大学校指導学科教授、徳島大学大学開放実践センター教授、東京農工大学大学教育センター教授を務め、大学教育の質的向上やFD活動などに携われた後、技術・技能教育研究所を立ち上げ、企業の技術・技能伝承支援や大学教員の教育力向上を目的とした活動に取り組んでいます。