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被服学科卒業生の卒業制作作品が来場者を魅了 「きものサローネin日本橋」

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被服学科・阿部栄子教授のゼミに所属し、この3月に卒業した森本ひかりさん、藤田有里乃さん、井上咲希さんの卒業制作作品が、日本橋三井ホールCOREDO室町1(東京・日本橋)で10月13、14日の2日間にわたり開催されたイベント「きものサローネin日本橋」の「学生きもの優秀作品展」に展示され、来場者を魅了しました。

 

「学生きもの優秀作品展」は、今年からスタートした作品展で、全国で和裁を学ぶ学生が制作した中でも特に優れた作品を紹介するもの。本学被服学科が行う「卒業論文・卒業制作発表会」で披露された同ゼミの作品が、イベント関係者らの目にとまり、今回の出展につながりました。

 

出展した作品は、森本さんと藤田さんの引き振袖2点と井上さんの着物ドレス1点の計3点。阿部教授が2017年度の卒業制作作品のなかから、婚礼で使用する着物を中心に、制作過程や制作技術、小物を含めたトータルコーディネートから判断し選出しました。

卒業生らは、「1年生での浴衣制作から始まり、4年間の学びを通してこの婚礼衣装を完成させることができました。縫う部分も多く、柄合わせもあり大変でしたが、基礎をしっかりと身につけたうえで取り組むことができたので、大きな達成感を得ることができました。この制作を通して、改めて『きもの』は美しく素晴らしい日本の伝統文化であると思いました。このような機会をいただけて光栄です」とコメントを寄せています。

 

なお、イベント当日は、卒業生らに代わって同ゼミに所属する3年生が展示作品の前に立ち、来場者からの婚礼衣装や被服学科での学びに関する質問に対応しました。

4年間の学びの集大成 出展作品を紹介!

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①作品名:「母からの息吹」(引き振袖) 森本ひかりさん 母、姉そして自分が成人式で着用した振袖を、新たな息吹を吹き込むように仕立てた引き振袖。

 

②作品名:「華やかな花模様」(引き振袖) 藤田有里乃さん 黒地の絹縮緬(ちりめん)地に花模様を大胆に配し、朱紅色の付け比翼仕立てで、歌舞伎衣装のような華やかでインパクトのある引き振袖。

 

③作品名:「和と洋の融合」(着物ドレス) 井上咲希さん 母の婚礼衣装である打掛を用いた着物ドレス。一着分の着物地のみで仕立てられているのが特徴。

 

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