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コミュニケーション力を高めてリーダーシップ能力を育成 リーダーズ・キャンプ開催

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学生のリーダーシップ能力を育成する「平成30年度 大妻女子大学リーダーズ・キャンプ」が9月12日(水)に千代田キャンパスで開催されました。

 

毎年、各分野で活躍する方を講師として招き、学生のリーダーシップ能力を育成するリーダーズ・キャンプ。今年度は、短期大学部英文科卒業(1978年卒)で、日本航空株式会社執行役員東京空港支店長兼株式会社JALスカイ代表取締役社長を務める屋敷和子さんが、地域限定勤務の一般職から社長として会社を率いるまで、どのようにリーダーとしての資質を高めてきたのか自身の経験に基づいた講演を行いました。

 

屋敷さんがリーダーとしての基礎を学んだのは、係長として関連会社へ出向した30代半ばのこと。初めて20人の部下を持った屋敷さんは、信頼関係を築くために、部下との密なコミュニケーションはもちろん、一人ひとりの仕事を評価する上で、結果だけでなく、そのプロセスにも目を向け評価することを大切にしていたと言います。

また、「部下は自分を映す鏡。チーム全体のパフォーマンスを上げるには、リーダーが率先して元気に明るく、前向きに仕事をすることが大切です」と話すと、最後に江戸時代の儒学者・佐藤一斎の言葉「春風秋霜(しゅんぷうしゅうそう)」を紹介しながら、「春風のような優しさで人に接し、自らに対しては秋の霜のように厳しく律する姿勢が大切です」とリーダーとして日々心がけていることを語り、「学生生活の一瞬一瞬を大切にしてください。実り多い学生生活になるように願っています」と講演を結びました。

 

午後からは、外部講師による「リーダー研修」に取り組んだ学生たち。チームワーク向上のためのコミュニケーションをテーマに、4~5人のチームに分かれ、話しやすい雰囲気の作り方や、相手の理解を得るための伝え方などをメンバー同士で意見交換しながら、リーダーとして心がけるべきことをまとめ、チームごとに発表しました。

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リーダーズ・キャンプに参加したのは、学友会執行部、文化祭・体育祭実行委員などの学生団体に所属する学生や、研修に興味を持った意欲的な学生たち。この研修の経験をもとに秋の学内イベントでもリーダーシップを発揮したいとの声が聞かれました。