お知らせ - 2017年

英オックスフォード大「コタカルーム」で“Kotaka’s Spirit through Flowers”を開催 ,

kotakaroom_flower1

英国オックスフォード大学ハートフォードカレッジにあるコタカルーム(The Kotaka Room)で11月22日、第3回文化交流イベント「Kotaka’s Spirit through Flowers」を開催しました。

本学創立者・大妻コタカの名を冠した「コタカルーム」は、本学と同大の親交を記念して2014年に設置され、2015年以降、毎年イベントを実施しています。3回目を迎えた今年のテーマは「花」。企画に携わった井上美沙子副学長〔上写真(中央)〕に当日の様子を寄稿していただきました。

生け花ワークショップを実施 創立者の花にまつわる言葉の紹介も

今回の文化交流イベントは「Kotaka’s Spirit through Flowers」のタイトルで、創立者大妻コタカ先生の教育理念と花との関わりについての講演と、日本の生け花と西洋のフラワーアレンジメントを融合したワークショップを実施しました。当日は、早朝にロンドンの花市場で買い付けた花をコタカルームの随所にあしらい、日本の掛け軸をかけて日本情緒を表現。晩秋の風の強い、寒い日にもかかわらず、会場内は多くの参加者で賑わい、温かく和やかな雰囲気に満たされていました。


コタカ先生は花にまつわる言葉を数多く残しているため、冒頭でその言葉の一つ「路上に咲くタンポポのように、ひまわりのように柳のように、根のごとく生きよ」を紹介。コタカ先生が生前、学生や生徒に向け、内に隠された意志の強さを花や根に例え「どんな環境にあっても強く生きるエネルギーがあれば与えられた場で成長し、人の心を和らげる花の美しさが生まれる」と話したこと、そして、このような言葉が本学の教育理念を体現するものとして今も脈々と受け継がれていることをお伝えしました。また、日本のお正月で花がどう活用されるかなど、花にまつわる日本文化についてもお話しました。


ワークショップは、日本でフラワースクールを主宰する上垣内淳子さんに講師を務めていただきました。最初のクラフトワークでは花をアレンジする花器を創作。事前に日本から用意した空ペットボトルにオアシス(花の吸水スポンジ)をセットし、巻きすをペットボトルに巻き付け、その上に日本風リボンを帯のように見立てた着物風の独創的な形に仕立てました。参加者は最初、オアシスにたっぷりの水を含ませることも一苦労でしたが、初めての経験にみんな胸を躍らせていました。


kotakaroom_flower2

花器創作の手ほどきをする上垣内さんと参加者


その後、参加者は上垣内さんの指導に沿って花をアレンジメント。めいめいの個性が存分に発揮され、作り上げられた花はすべて素晴らしい作品になりました。「クリスマスの際に今回の学びを生かし、またアレンジをしてみるつもりです」「フラワーアレンジメントをしている祖母と今回のイベントについて話すのが楽しみ」などの声をいただき、充実した文化交流ワークショップになりました。ワークショップの後は、創作した花をお土産としてみんなうれしそうに持ち帰りました。


kotakaroom_flower3

和やかな雰囲気でのワークショップ、作業に集中する参加者


なお今回の渡英を機に、同じく交流のあるロンドン大学(UCL)とのさらなる親交を深めようと、同大を表敬訪問しました。UCLでは医学部教授兼日本担当大使の大沼信一氏やサマースクール・ディレクターのRhod Fiorini氏 、海外大学との担当Rory Herron氏らと今後の交流の計画等を話し合いました。(副学長 井上美沙子)


関連記事