お知らせ - 2017年

スポーツ栄養の知識を生かしてジュニアスポーツ選手向けレシピの考案 食物・小清水ゼミ , ,

家政学部食物学科・小清水孝子教授のゼミ生6人がジュニアスポーツ選手向けに考案した、握らないおにぎり“おにぎらず”のレシピが、全国の海苔(のり)生産者・海苔商社・海苔加工メーカーで組織される団体「海苔で健康推進委員会」発行の小冊子「ジュニアスポーツ選手の食事と補食 トレめし『おにぎらず』でパワーチャージ!」=上写真(右)=に掲載されました。また、小清水教授が同小冊子の監修で制作に携わっています。

今後、同小冊子は、ジュニアスポーツ選手の食事指導教材のひとつとして、食育関連のイベントを中心に配布される予定です。


「栄養バランスのとれた食事のかたち」や「練習前・練習後など状況に応じた補食の選び方」など、ジュニアスポーツ選手の食事のとり方についてまとめられているこの小冊子。さまざまな食材が使えて、携帯性がよく、子どもでも食べやすい “おにぎらず”を、ジュニアスポーツ選手のお弁当や補食に提案できないかとの同団体からの相談を受けて、小清水ゼミの学生らが協力することになりました。

ゼミ生たちの課題は「練習日のお弁当の“おにぎらず”」と「練習後に補食として食べる“おにぎらず”」の2つをテーマにしたレシピの考案。試作や担当者へのプレゼンを重ね、およそ2カ月間かけて計11品のレシピを完成させました。

同団体の担当者からは、「誰でも簡単に作れるようにできるだけ調理工程を簡単にしてほしい」「どの家庭にもある食材や調味料を使ったレシピにしてほしい」といった要望も。ゼミ生たちは「与えられた条件のなかで、栄養バランスのとれたレシピを考えなければならず苦労した」「掲載スペースが限られているので、短い言葉でわかりやすく調理工程を伝えることが難しかった」と話す一方で、「授業での学びを実社会で実践することができた」「さまざまな視点から物事を捉えることの大切さを学ぶことができた」と今回、得られた経験や学びについても話してくれました。

テーマごとの“おにぎらず”レシピの特徴

「練習日のお弁当の“おにぎらず”」のレシピを担当したのは、同学科4年の阿部真佑美さん、稲見未来さん、田井中優希さん。バランスよく必要な栄養素がとれるよう、具材に主菜と副菜を盛り込んだレシピ5品を考案しました。特に工夫したのは、ビタミンやミネラルをとるための野菜の取り入れ方。「野菜は水分量が多く、ボリュームが出やすいため、具材として多くの種類を使うことができません。そこで、必要に応じてごはんに混ぜて取り入れる方法を提案しました」と話しています。



同学科4年の北嶋優衣さん、関谷彩夏さん、西邨涼代さんは、「練習後に補食として食べる“おにぎらず”」のレシピ6品を考案しました。「運動した後に食べるものなので、体をリカバリーするための炭水化物やたんぱく質を含んだ食材を取り入れるように意識しました」と話す3人。レシピには栄養面以外にも、加熱調理が必要なかったり、辛みを抑えた味付けにしたりするなど、子どもにも手軽に作れて、練習後でも食べやすいようにさまざまな工夫を凝らしています。



関連サイト