お知らせ - 2017年

川上富吉名誉教授が瑞宝中綬章を受章 春の叙勲 ,

川上富吉名誉教授が2017(平成29)年4月29日、春の叙勲で瑞宝中綬章(教育研究功労)を受章されました(写真)。

今回の受章は、万葉集の歌人ごとの歌の特徴や歴史的記録など多方面の観点を組み合わせ整理することで歌人像や歌成立の由来を明確にし、また中心となる大伴家持研究においては系図等駆使しながら詳細な分析を行い独自の視点を提示するなど、万葉集研究および上代文学研究の発展に大きく貢献したことが評価されたものです。

川上名誉教授の功績を紹介し、祝意を表します。


川上名誉教授は中央大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程を修了後、同大助手を経て、1968年に本学非常勤講師に就任。専任講師、助教授を経て83年に文学部教授。94~98年は短期大学部国文科学科長を務め、2010年に退職されるまで40年以上にわたり本学の教育・研究指導に尽力しました。2010年4月には長年の功績に対して名誉教授の称号が授与されています。


著書は『万葉歌人の研究』(1983桜楓社)、『影印本 萬葉集略解抄』(1988新典社)など多数。近年にも『萬葉歌人の伝記と文芸』(2015新典社)、『萬葉集名花百種鑑賞』(2015同・編)を出版するなど、退任後も精力的に研究・執筆活動を続けています。