お知らせ - 2016年

麦飯に内臓脂肪減効果を確認、日本農業新聞1面に掲載 食物・青江教授 , ,

家政食物・青江教授

家政学部食物学科の青江誠一郎教授(写真)と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下 農研機構)等が、機能性成分β(ベータ)グルカンが豊富な大麦「キラリモチ」の麦ご飯に内臓脂肪を減らす効果があることを確認したと、日本農業新聞(2015年12月24日付け)第1面で取り上げられました。本研究は農林水産省の「機能性を持つ農林水産物・食品開発プロジェクト」委託事業として採択された「高β-グルカン大麦および小麦全粒粉を用いた食品開発と健康機能性の検証」の一環で行われたものです。


キラリモチは農研機構・近畿中国四国農業研究センターが育成した新品種。βグルカンは脂肪の蓄積を促すインスリンを減らす働きがあり、キラリモチには通常品種の1.5倍(7.2%)のβグルカンが含まれています。青江教授はこの特性を踏まえ、内臓脂肪が多い50人の男女を対象として、キラリモチ50%配合の麦ご飯を12週間毎日2パック(1パック200グラム)を食べてもらい、腹部の断面図から内臓脂肪面積の減り具合を調査。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群=メタボ)とされる内臓脂肪面積100平方センチ以上の30人で平均16.8平方センチ減少、メタボ予備軍20人を含む50人全体で平均10.7平方センチ減少したことを検証しました。同紙では青江教授の「内臓脂肪の減少は茶など飲み物での成果はあるが、主食で確認できた例は少ない。炭水化物を取らないダイエットが流行するが、健康食として大麦を見直してほしい」とのコメントも掲載されています。