お知らせ - 2016年

【OGインタビュー】仕事もチアも全力で 米村佑美さん ,

OG米村佑美さん1

都内の飲食店で働く傍ら、日本IBM株式会社のアメリカンフットボールチーム「BigBlue」のチアリーディングチーム「BigBlueCheerleaders(BBC)」に12年間所属し、チーム最年長のチアリーダーとして、現役でパフォーマンスをしている本学家政学部食物学科管理栄養士専攻OG(2004年卒)の米村佑美さん。2015年10月19日付の朝日新聞夕刊の「スポーツ人物館」のコーナーにも“笑顔を絶やさず、声とダンスで観客を盛り上げる”チアリーダーとして紹介されました。

仕事にもチアにも全力を注ぎながら、長きに渡り、第一線で活躍し続ける米村さんにインタビューしました。


―チアリーディングを始めたきっかけは。

米村(以下Y):中学3年生の時にテレビで見たチアリーディング大会で、初めてチアリーダーのアクロバティックな演技を目の当たりにし、その迫力や一体感のある素晴らしい演技、元気で楽しそうな雰囲気に惹(ひ)かれ、直感で「私もやってみたい!」と思いました。それまで、クラシックバレエは習っていたものの、運動は苦手で体力もなかったのですが、すぐさま番組のエンドロールで大会出場高校を調べて、チアリーディング部がある高校に進学しました。

その後、大学でも「オールチアリーディング・カンパニーLYNX」に所属し、大学卒業後の2004年からは、現在、在籍しているBBCで活動しています。

BBCへの入団に際しては、オーディションが管理栄養士国家試験と同時期だったため、国家試験に合格したら、受験しようと心に決めていました。内定をいただいていた食品会社で新入社員として働きながら、国家試験の勉強とオーディションに向けた練習に取り組み、無事にどちらとも合格。そこからは、毎年契約更新があるため、その都度オーディションを受験しながら、現在12年目を迎えています。2007年から4年間、主将も務めました。


―高校1年生の時から19年間もの長きに渡って、現役のチアリーダーとしてご活躍されているのですね。仕事との両立は大変だと思いますが、これまでチアリーディングをやめようと思ったことはありますか。

Y:チアリーディングをやめるという考えはありませんでした。高校、大学と学生生活を送る中で、忙しいながらも充実した日々を送ることができ、仲間と共にさまざまなことを乗り越えることができたので、社会人になっても“チアがあるから仕事も頑張れる!”という想いの方が強かったです。

現在も都内の飲食店でスイーツ作りの仕事に携わりながら、平日の勤務後と日曜日に3時間程度の全体練習をこなしています。ほかにも、ちょっとした時間を見つけて、自宅で筋トレやストレッチ、ダンスの練習をしたり、スタジオを借りて個人レッスンしたりと、効率的に時間を使うように心掛け、仕事とのバランスを取っています。


―米村さんをそこまで夢中にするチアリーディングの魅力とは何でしょうか。

Y:一人ではなく、仲間と一緒に目標に向かって、時には厳しいことを言い合ったり、お互いに高め合ったり、相手を思いやりながら、1つのパフォーマンスを作り上げていくことが一番の魅力です。

私は、チアリーダーとは、単にパフォーマンスやスポーツの応援をするだけでなく、メンバーも含め、周囲の人に心地よさや楽しさ、元気や笑顔を届けられる存在であると考えています。だからこそ、私たちの応援やパフォーマンスで、老若男女さまざまな方により試合を楽しんでもらえたり、笑顔や元気を届けられたとき、そして、チアリーディングを通じてコミュニケーションが生まれたときに、やっていて本当によかったなと思います。


OG米村佑美さん2

―学生時代の学びや経験は生かされていますか。

Y:チアリーディングは体が資本なので、在学中に学んだ管理栄養士としての知識や経験は、健康管理をする上でとても役に立っています。また、当時は「オールチアリーディング・カンパニーLYNX」にも所属していたので、課題や実習に追われながらも週6日の練習や年に数回の合宿、大会への出場、応援活動などをこなし、勉学と両立していました。決して楽ではありませんでしたが、いま仕事とチアを両立できているのもこれを乗り越えた経験があったからだと思っています。4年間苦楽を共にした部活の同期メンバーとは、卒業して10年以上経った今でも仲が良く、かけがえのない仲間です。


米村佑美さん(大学時代)

上写真は在学中に所属していた部活動での様子


―今年の2月末でチアリーディング活動に一旦、区切りをつけると伺いましたが――。

Y:BBCに12年間所属する中で、先輩方が築き上げてくださった“伝統”や“BBCらしさ”を若手メンバーにも受け継ぐことができたのではないかと感じ、ここで一度、区切りをつけようと思いました。これから、チアリーダーとしてしばらくパフォーマンスすることはなくなると思いますが、チアリーディングを通して学んだ精神は持ち続けていきます!


―最後に、後輩に向けてメッセージをお願いします。

Y:何か大きな決断をする際、自分の“好き”という気持ちをぜひ大切にしてください。好きなことであれば、多少の困難もきっと乗り越えられますし、そうした経験は必ず自分の成長や未来につながるはずです!