お知らせ - 2015年

学びを生かして地域振興に一役 ライフデザイン学科 , , ,

家政学部ライフデザイン学科・宮田安彦教授のゼミでは、「和の暮らし」推進プロジェクトをはじめとして、日本の食・生活文化を学びながら、これを継承・発展させるためのさまざまな取り組みを行っています。

今回はゼミ生らが、福井県の特産品PRに協力して行ったイベントの様子と新潟県三条市の観光政策について提案した様子を、それぞれ紹介します。

“ご当地カクテル”で福井県の特産品「福井梅」をPR

福井梅のカクテル 集合写真

ゼミ生ら11人は、12月5日、白鶴ビルディング(東京・中央区)で行われた「『福井梅』植樹と『福井梅のカクテル』お披露目会」で「Umany(ウメニー)」と「MIKATA 五湖」の2種類のカクテルを提供しました。


これは、10月に秋葉原で開催された「地酒祭り秋の陣2015」で福井梅を使った日本酒カクテルを発表したことがきっかけで、福井県観光営業部からの依頼で実現したもの。



カクテル提供の様子

(左から)カクテルを説明する学生の様子、「Umany(ウメニー)」、「MIKATA 五湖」


カクテルを飲んだ銀座社交料飲協会や銀座料理飲食業組合連合会の関係者らは、「梅と合っていて、とても飲みやすい」「福井梅の感じがよく出ている」「日本酒の“おじさんイメージ”を払拭するのに、若い女性が取り組んでくれるのはありがたい」などと話し、新しい日本酒の楽しみ方や福井梅のおいしさを引き出す提案に好評価だった一方、「普及性を考えると、もう少し簡単なレシピの方がいい」などという意見もあり、学生らは改めて、地域振興を取り組むうえでの難しさを実感しました。


このイベントは、福井県が特産品のPRや知名度アップのために商業活動の中心地、東京・銀座で取り組む「銀座プロジェクト」の一環として、白鶴酒造の協力のもと「福井梅」の美味しさを知ってほしいと企画されたものです。白鶴酒造には、食育や食文化の情報発信を行うための天空農園があり、これまでも福井県の特産農産品を栽培するなど、同プロジェクトに協力しています。


新潟県三条市の魅力を再発見 観光PRに貢献

三条市での発表の様子

新たな複合型「健康・観光」事業を推進している新潟県三条市。ゼミ生ら9人は首都圏への観光PR促進に協力するため、11月1日、2日に同市を訪れ、産業や食、自然を体験し、その感想と優位性、課題などを女子大生の視点で発表しました。


棚田での集合写真

ゼミ生らは「ひこぜん(マタギの携行食)」作りや鍛冶体験、日本の棚田百選にも選ばれた三条市の棚田を視察。その中でも目を奪われるほど景観が美しい北五百川の棚田に触れた学生ら=上写真=は、「空間的価値」や「美的価値」を見い出し、HPや動画が見られるQRコードを記載した「日本の棚田カード」の制作を提案。まずは三条市がその第1号となり、全国の棚田へと広げることを目指してはどうかと発表しました。

これに対し、三条市の方からは、「斬新なアイデアだった」「早速実現に向けて取り組みたい」などの声があがりました。


ひこぜん作り・鍛冶体験

(左から)「ひこぜん」作り、鍛冶体験の様子


ゼミ生を代表して坂本志帆さんは、「古き良き日本固有の文化を守っていけるように、あるいは本質を見失わないようにしながら、時代に合わせて新しい形へと転化し広めていくことに貢献していきたいです」と今後の活動について語りました。