お知らせ - 2015年

英オックスフォード大教授が講演

オックスフォード大教授講演会 2015年1月16日、大妻女子大学千代田キャンパス本館F棟4階437教室で、オックスフォード大学のトモ・スズキ教授が「グローバル社会に生きるには」と題して講演を行いました(写真)。
 これは、オックスフォード大学ハートフォードカレッジに、大妻学院創立者・大妻コタカの名を冠した「コタカルーム」が設置されるなど、大妻学院と同大学との交流の一環として、同大教授が本学で特別レクチャーを行う機会を設ける予定となっていたものが実現したものです。

※オックスフォード大学のコタカルームに関する記事はこちら

 講演会には、本学短期大学部英文科、同家政科生活総合ビジネス専攻の学生らおよそ60人と教員6人が参加。荻上紘一本学学長とアリソン・ビールオックスフォード大学日本事務所代表も忙しい中出席くださり、およそ50分間の講演と質疑応答が行われました。

 参加した学生からは「英語が得意でなくても、専門的な知識がなくても、まずは行動することが必要だと知りました」「自分には発言する力と想像する力の両方が足りないと痛感し、自分に気合いを入れる良い機会になりました」「小さなアイデアで世界が変えられるということを実感しました。枠にとらわれず、視野を広く持つことが大切だと改めて感じました」などの感想が寄せられ、両校の交流に尽力し、この講演会をコーディネートした井上美沙子同短期大学部英文科教授(大妻中学高等学校校長)が’Catch your opportunity!’と最初にあいさつしたとおり、誰にでもチャンスがあることを肌で感じ、グローバル社会に目を向ける素晴らしい機会となりました。

夢をあきらめない

 最初にスズキ教授は、英語を交えながら、決して英語が得意ではなかった自分がどのようにして今、同大で教鞭をとっているかなどの経緯を話しました。日本生まれの日本育ちで大学を卒業後、日本で就職。しかし、哲学を学びたいという夢をあきらめきれずに英国大使館の試験を受けて渡英し、今では大学の学生による教員評価で、5点満点中、常に4.8点をキープするほど高い評価を得ていると言います。「受講生が100人の授業でも、一人ひとりに話しかけるつもりで授業をしている」と語り、「誰にでもチャンスがあることを感じてほしい」と学生に呼びかけました。
 次に、専門の会計学について、会計コンサルタントの仕事のために各国の要人に会う機会があるが、面会時間はほとんどが5分程度とのこと。スズキ教授はパワーポイントの画面を学生に示しながら、「コンサルタントの仕事では利益や経費にとらわれず、『あなたの国(企業)はどれだけ社会貢献ができますか』と問いかけるようにしている」と語り、「5分のプレゼンテーションで世界は変えられる、と考えていつも行動している」と話しました。

 講演が終わると、スズキ教授は、井上教授、アリソン・ビールオックスフォード大学日本事務所代表とともに花村邦昭大妻学院理事長を表敬訪問しました。花村理事長からスズキ教授に、御礼の言葉とともに本学院創立者の生涯を綴った「教えの道をひとすじに 大妻コタカ物語」(英語版)がプレゼントされ、固い握手を交わして今後一層の交流を誓い合いました。
 大妻学院は、今後も同大との国際交流、文化交流を推進していく予定です。

トモ・スズキ教授と記念写真

左写真は、理事長室での記念撮影の様子。(左から)井上教授、花村理事長、スズキオックスフォード大教授、ビールオックスフォード大日本事務所代表。右写真は、握手を交わす花村理事長(左)とスズキ教授(右)。