お知らせ - 2015年

学生が日本酒振興策を発表 業界の注目浴びる , ,

FBO会場の様子 大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科「和の暮らし」推進プロジェクトチームが、2月20日(金)に「FBOアカデミーシンポジウム2014年度全国大会」に参加して日本酒の振興策を発表し、業界の注目を浴びました(写真右)。

 満席となった会場で学生らは、「女子大生が提案する!新しい日本酒の楽しみ方」と題して、考案した日本酒カクテルや木製酒器と日本酒の相性など、これまでの活動の集大成をスライドを使いながら約30分間にわたってプレゼンテーション。質疑応答では、来場していた日本酒業界関係者から、「木製酒器に日本酒の香りがどう移りましたか」「カクテル開発時に使った日本酒の具体的な銘柄を教えてください」といった質問が寄せられ、また「知識や技術のない方がカクテルを作るのは難しい。若い方が自宅でも気軽に楽しめる日本酒の飲み方もぜひ提案してほしい」とリクエストが寄せられるなど、本学学生の取り組みへの期待と関心の高さが示されていました。

 日本の伝統的食文化でもある日本酒の衰退に問題意識を持っていた同学科・宮田安彦教授の呼びかけで昨年結成された「和の暮らし」推進プロジェクトチーム。今年度取り組んだ3年生たちは今回の発表で引退となりますが、「先輩たちの志を引き継ぎ、日本酒振興に努めたい」と下級生がすでに10人以上も名乗りを上げており、会場で先輩たちの発表に耳を傾けていました。
 「和の暮らし」推進プロジェクトチームは今後も日本酒カクテル開発に注力しつつ、他業界とのコラボレーションも見据えながら、引き続き女子大生の視点から新しい日本酒の楽しみ方を提案していく予定です。

発表の様子下級生たち宮田教授と新旧メンバー

左から発表の様子、耳を傾ける下級生ら、新旧メンバーと宮田教授(右端)

唎酒師の知識を生かして改良したカクテルを出品

和の暮らし推進プロジェクトチーム 昨年のイベント「地酒祭り」に出品した際、カクテルや日本酒の知識不足を痛感したという学生ら。感と味覚だけではなく、知識を十分につけた方が日本酒の魅力が伝わるカクテルの開発ができると考え、日本酒のソムリエと言われる「唎酒師(ききさけし)」の資格を全員が取得しました。
 学生らは日本酒の基礎知識とテイスティング力を身につけ、昨年開発した3種のカクテルのうち2種をブラッシュアップ。発表後に開かれた試飲会で披露したのが「リスタート」「エンジェルズシェア」です(写真)。

 リスタートは、地酒祭りで「味が薄く感じる」という意見を反映させ、炭酸水をトニックウォーターに変更。ほのかな甘みや香草・柑橘系のさわやかな香りが加わったことで、より女性に好まれそうなカクテルに生まれ変わりました。エンジェルズシェアはレシピの変更はせず、作り方に少し工夫を加えました。牛乳をシェイクする際に、カプチーノのようにふわふわに泡立てるよう心がけることで、よりまろやかな口当たりが楽しめるようになっています。

ブースの様子 試飲した来場者の女性からは「ブースでカクテルのコンセプトや作り方をしっかり説明してもらいました。女性は味覚だけでなくそういう背景や知識を含めて楽しむ人が多いので有効だと思いますよ」「紫色のカクテルで大妻カラーを意識するなど女子大生らしくて好感がもてますね」「日本酒といえば年配の男性、というイメージが払しょくされました。味もおいしかったです」といったコメントが寄せられています。(写真右はブースの様子