お知らせ - 2015年

国家公務員試験に合格 ライフ・石井さん、比較・米原さん ,

2015年度国家公務員試験に、家政学部ライフデザイン学科4年の石井天美さんと比較文化学部比較文化学科4年の米原愛乃さんの2人が合格しました。国家公務員一般職として金融庁に内定した石井さんと、国税専門官として国税局に内定した米原さんに、試験勉強や公務員を志すきっかけなどについて聞きました。

ライフデザイン学科の学びを面接に生かす 石井さん

結婚・出産しても働き続けたい、定年まで勤められる仕事に就きたいと公務員を目指すことにした石井さんは、3年の夏から本格的に試験勉強を始めました(写真上は内定者懇談会で後輩にアドバイスする石井さん)。それまでのアルバイトをやめ、趣味や好きなことも我慢。外部予備校を活用しつつ、食事と睡眠以外の時間をほぼ勉強に費やし、民間企業の就職活動は一切行わずと、まさに背水の陣で勉強に打ち込み、「家族や周囲のサポートのおかげでやり切ることができました」と当時を振り返ります。

厳しく自分を追い込んで無事、1次試験(筆記試験)を突破した石井さんが次に臨んだ2次試験(個別面接)。面接官に市民・国民の生活基盤を支える公務員の仕事について問われた時、学科での学びが大いに役立ったそうです。『家庭』『地域』『自然・社会』の3つの領域を学びの軸に置くライフデザイン学科は、授業内容が公務員の業務に結びつくものが多かったそうで、「これまで受けた授業の内容が頭に浮かび、すっと口をついて出てきました」と話してくれました。

面接も成功した石井さんは、複数の省庁から内定をもらいましたが、「専門知識は入職してから身につければいいですよ」と声をかけてくれた面接官の人柄や職場の雰囲気にひかれ、金融庁への就職を決めました。「金融についてはまだ素人ですが、専門知識を学びながら、国民の皆さんをサポートしていきたいです」と抱負を語っています。

留学をきっかけに勉強への姿勢が変わる 米原さん

高校時代から公務員を目指していた米原さんは、アジアの文化を深く学んでみたいと比較文化学部に入学。在学中に中国・南海大学に留学しますが(写真上)、そこで日本の歴史や文化のことを質問されてうまく答えることができなかった経験が、その後の授業や勉強に対する姿勢に大きく影響を与えました。留学前はただ単位を取るために受けていた授業でしたが、留学後は一つひとつ授業の目的を考え、問題意識を持って主体的に臨むように。「国際情勢や歴史などさまざまな物事が自分の中でつながるようになりました。そこから授業や勉強を心から楽しめるようになりました」と話します。

公務員試験対策に取り組むようになってからもそのモチベーションを維持し、図書館やカフェ、大学、予備校など場所を変えて気分転換しつつ毎日約7時間を勉強に。試験科目に弱点を作らないよう、苦手な教科は予備校で複数回講義を受けたり、別の先生の講義を試したりと地道な努力と工夫を積み重ねて、見事合格へとこぎつけました。「公務員試験の最大の敵は、他の人ではなく自分」と話す米原さん。「息抜きも必要ですが、自分を甘やかさず、努力を継続することに合格の鍵がありますよ」と、後輩にアドバイスをおくっています。