お知らせ - 2013年

◆本年度最後のラコイベント◆ コミ文・森岡教授がマトリョーシカになぞらえロシアを紹介

第8回LCE 大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科長・森岡修一教授が、12月14日(土)千代田キャンパス図書館で2013年度第8回ラーニングコモンズ・イベント「<『ロシア』ってどんな国!?> ―多民族国家の『マトリョーシカ』―」をタイトルに講演しました=右写真

森岡先生 多民族国家であるロシアの文化や言語教育について森岡先生=左写真=は、ロシアの民芸品である入れ子型人形「マトリョーシカ」になぞらえて、「ロシアは、1つの国の中に数多くの民族と多種類の言語、そして多様な宗教が存在する複層的な構成である」と説明。そして、いまロシアで日本のサブカルチャーが人気を博していることに触れると、若者の間で日本のアニメやコンピューターゲームのキャラクターの衣装やヘアスタイルをまねるコスチュームプレイがブームであることを紹介しました。
 続いて、ロシアや旧ソビエト圏における言語教育について、海外学術調査で訪問した同圏の学校や保育園の授業風景のVTRを交えながら解説。授業には、心理学者のヴイゴツキーや教育学者のウシンスキーの理論が応用されていること、またウズベキスタンでは、家庭ではウズベク語、学校ではロシア語を母語とする観点があるなど、日本との言語環境の違いを話しました。
 最後に「『子どもの外国語の学習に熱心であればあるほど、同時に母語の学習にも熱心にあたらねばならない』というウシンスキーの言語教育論は、日本での英語教育にも当てはまる」とまとめ、講演会は幕を閉じました。参加者からは「『現場感』『臨場感』のあふれるお話しが聞けてよかった」「ロシアについてきちんと学んだことがなかったので、未知の世界にちょっと踏みこめてとてもよかったです」などの感想が寄せられています。

 本年度のラーニングコモンズ・イベントは、今回の講演をもって締めくくり。同図書館では4月からの新年度も、より魅力あるイベントを企画していますので、どうぞお楽しみに!