お知らせ - 2013年

ゲストスピーカーからの学び続々と ,

 大妻女子大学では、ゲストスピーカーを招いた授業が次々と行われています――。

「情報バリアフリー」について学ぶ 人間福祉学科

情報バリアフリー授業 大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科小川浩教授が担当する授業「障害者に対する支援と障害者自立支援制度Ⅰ」では、6月13日多摩キャンパスで、NTTクラルティ株式会社の小高公聡さん、大津昭宏さんをゲストスピーカーに迎えて「情報バリアフリー」について学びました。情報バリアフリーとは、障害者でも支障なく情報通信を利用できるようにすること。  
 これは、小川教授が最新の障害者雇用の取り組みと、視覚障害のある人の立場から情報バリアフリーについて、学生に生の情報を伝えられればと企画した授業で、およそ90人の学生が熱心に耳を傾けました。

 講師の小高公聡さん(写真右上)は、ご自身が視覚障害を持ちながらNTTクラルティ(NTTの特例子会社)に勤務されている方で、さまざまなエピソードやユーモアを交えながら、最新の機器を活用して仕事をしている様子や、どのようなことがバリアになるのかなど、学生に分かりやすく話してくださいました。また、同社経営企画部長の大津昭宏さん(写真左上)は、同社の社内会議は、難聴者向けの手話通訳に加えて、手話を使えない中途難聴者のためにパソコンによる要約筆記を行ったり、資料をスクリーンに投影するなどの工夫をし、障害者雇用のためのきめ細かい配慮を行っていると説明してくださいました。
 参加した学生からは、「こんなに障害者に配慮の行き届いた職場があることに感銘を受けた」との感想が寄せられるなど、福祉を学ぶ学生にとって、情報バリアフリーに対する認識を深める好機となりました。(写真・文:小川浩)

ファッション誌編集者の仕事に迫る 「ROLa」編集長・川上さん

川上さん講義 文学部コミュニケーション文化学科選択必修科目「メディア・リテラシーⅠ」では、6月19日午後1時に千代田キャンパス252教室で公開授業が行われました。今回の授業テーマは「女性雑誌編集長の仕事」。さすがおしゃれに敏感な女子大生。教室は瞬く間に集まった学生およそ140人で埋め尽くされるほどの盛況ぶりでした。当日は、講師を務めた新潮社の新女性向けエンターテイメント・カルチャーマガジン「ROLa(ローラ)」(8月1日創刊)編集長の川上浩永さん(写真左上)が、雑誌の創刊や月刊誌発行までの過程について講義しました。

 川上さんは、「ROLa」編集長を務める前は、ローティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」の副編集長として同社で活躍していました。常に最新ファッションやトレンドに関わってきただけあって、教壇に立つなり、学生が着ていた服のブランドを見事的中させる場面も。そんな編集のプロフェッショナルである川上さんは、この日、外部には滅多に出ることのない絵コンテや読者アンケートなどを披露しながら雑誌編集過程を紹介しました。「nicola」の編集では、読者層が小学生から中学生のため、学校行事と絡めた特集を組んだり、時期によってターゲット層を絞ったりするなど、「細かい読者の気持ちを読み取った企画を大切にしています」とこだわりを話します。また学生を驚かせたのが編集者の仕事について。「雑誌のレイアウトはデザイナー、文章(記事)はライターが担当し、編集者は主に企画の立案や全体的な雑誌の構成をする」との川上さんの話しに、教室からは「すべて編集者の仕事だと思っていた」と驚きの声が上がりました。また、後半には新雑誌「ROLa」を中心に、雑誌創刊までの道のりや同誌立ち上げの話しにも触れ、学生は興味津々な様子で終始聞き入っていました。

 これは同授業を講じる同学科・五十嵐浩司教授が、学生の将来のロールモデルになればと企画したもので、その中でも特に学生の関心が強いファッション誌の編集者をゲストスピーカーとして招きました。