お知らせ - 2013年

NHK天川さん招き講義 女性の働き方を考える ,

天川さん講義 NHK首都圏放送センターチーフ・プロデューサーの天川恵美子さんが、6月5日(水)大妻女子大学千代田キャンパス252教室で、学生およそ100人に「テレビ・ドキュメンタリーの現場から~NHKスペシャル『産みたいのに産めない』ができるまで」をタイトルにゲストスピーカーとして講義しました。

 文学部コミュニケーション文化学科の選択必修科目「メディア・リテラシーⅠ」を担当する五十嵐浩司教授が、テレビというメディアに対する理解と併せて、学生の将来のロールモデルになればと招いたもので、これまでにもポーランド大使館のマルタ・カルシさんやテレビ朝日アナウンサーの松尾由美子さんなどが講義しています。

天川恵美子さん 早稲田大学を卒業後、1990年にNHKに就職し、中でも男性が多いという報道局のディレクターとして現場の最前線で活躍していた天川さん=左写真=は、女性しかいない女子大の環境が新鮮だったようで、開口一番「女性がこんなにいっぱいでうれしい」と切り出すと、「卵子の老化」をテーマに制作したドキュメンタリー番組「産みたいのに産めない」で伝えたかった思いについて語りました。

 卵子は、母胎の中にいる時に700万個ありますが、出生時に200万個、初潮時に30万個まで減り、その後毎年1万2000個ずつ減少していくため、年齢とともに数も質も低下、30代半ばから老化が始まり、妊娠できる確率が低くなると言います。天川さん自身、この事実に衝撃を受けたとのことですが、それと同時に、「女性の社会進出が進む現代だからこそ、妊娠・出産の正しい知識を多くの人に知ってもらうことで、“産みたいのに産めない”という状況を少しでも回避したかった」と、同番組を企画したきっかけを話しました。そして、学生に向けて「これから社会に出て行くみなさんですが、いつまでも子どもが産めるわけではないということを頭に入れて人生設計してほしい」と女性としての働き方についてアドバイスすると、最後に、女性は絶対に子どもを産まなければいけないという訳ではないことを強調。家族の幸せもあれば、夫婦だけの幸せ、独身だから味わえる幸せもあることを説明し、「産めなくなってから後悔しても遅いので、少しでも将来に出産を考えている人は覚えておいてください」と締めくくりました。