お知らせ - 2013年

多摩地域の小中学校と教育連携 大社環 ,

小学生体験授業1 大妻女子大学社会情報学部環境情報学専攻では、毎年、地域の中学校や小学校等と教育連携し、子どもたちの科学的好奇心を培う活動に積極的に取り組んでいます――。

 同専攻の細谷夏実教授、石井義孝准教授と本学学生課外活動団体「大妻サイエンスクラブ」の1年生3人は、8月20日(火)に本学多摩キャンパス近隣の多摩市立鶴牧中学校で行われた小学生体験授業「理科―磯の生物の観察、実習―」で授業補佐を務めました=写真。2011年から続く同取り組みは今年で3回目。恒例行事となっています。当日の様子を細谷教授に聞きました。

今年も地域連携で海の生きものの魅力を伝えました

 体験授業は、鶴牧中学校の柏木明先生の指導の下で、ウニやナマコを中心とした磯の生ものの観察。ウニの体のつくりを解剖して調べたり=下写真(左)、ナマコを触って、硬くなったり軟らかくなったりするナマコの不思議を体験しました。最初は触るのをためらっていた子も、一度触った後は、色々な生きものをどんどん触るようになっていきました。子どもたちも体験することの重要さを認識してくれたことと思います。
 さらに、ナマコの体表にある骨片を削り取って顕微鏡で観察しました。骨片とは、ナマコの体表にある小さな骨のようなかけらで、ナマコによってそれぞれ特徴的な形をしています。今回観察した「ムラサキクルマナマコ」の骨片は、名前の通りきれいな車輪(車)の形をしていることがわかりました=下写真(右)

小学生体験授業2

理科フロンティア教室講演会 また、今年から鶴牧中学校が理数教育に先進的に取り組む東京都のフロンティア校に指定されたこともあり、体験授業の後は、理科フロンティア教室講演会「棘皮(きょくひ)動物について」というタイトルで、小中学校の先生方や保護者の方たちを対象に講演を行いました=写真。参加した方たちは、棘皮動物の魅力や、磯採集に出かける楽しさを再認識してくださったようで、講演終了後も、さまざまな質問や相談が続いていました。

 鶴牧中学校との連携活動は、この他にも同中の理科授業の一環として、生徒が本学へ来訪して行う実験授業や、中学2年生の上級学校訪問(大学体験)などがあります。

 環境情報学専攻と地域小中学校との教育連携活動が始まったのは2007年。鶴牧中学校との活動以外にも、同専攻・生田茂教授の八王子市の小学校との連携や、多摩市南鶴牧小学校や大松台小学校で学生が学校ボランティアとして活動する取り組みなどを行っています。(社会情報学部・細谷夏実)