お知らせ - 2013年

「伝えたい 福島の3・11」発刊 東日本大震災等記録集

伝えたい 福島3・11 「伝えたい 福島の3・11」(右写真)が、福島県退職女性教職員あけぼの会から2013年6月1日に発刊されました。
 この本は、東日本大震災や津波・原発事故への思い、その時の体験を伝えようと発刊された、主に福島県内で教鞭をとっていた方々による記録集で、震災当日の状況やその後の様子に対するさまざまな思いがつづられています。

 福島は震災、津波以外にも原発事故による大きなダメージを受け、「目に見えない魔物がいる」とか「子孫に大きな負の遺産を残すことになった」など、多くの悲しい思いが記録されていますが、近隣の方々と協力しあって苦難を乗り越えた体験から「人と人との絆とはこういうことか」とつづられた文章には、日本人が古来から育んできた、自然や他者との共存への思いや、また、本学の教育理念である「関係的自立」―他者との良好な関係を保ちつつ自立を図る―に通じる精神が垣間見え、ぜひとも後世に伝えたい記録集となっています。
 このあけぼの会には、大妻女子大学短期大学部OGの佐藤勝子さん(1959年3月家政科卒)が所属されています。佐藤さんは、残念ながら体調を崩され、編集に携わることはできませんでしたが、この本に込められた数々の思いを広く日本のみなさんに届けたいとの思いに感銘を受け、ご紹介させていただきました。