お知らせ - 2012年

◇文化祭回顧◇ 2012年もにぎやかに

 2012年も年末――。10月20・21両日、晴天に恵まれた中で大妻女子大学の千代田(東京・千代田区)、狭山台(埼玉・入間市)・多摩(東京・多摩市)の3キャンパス3カ所で一斉に開かれた文化祭について、年の締めくくりにあたり回顧します。掲載の遅れはご勘弁のほどを…。ちなみにそれぞれの文化祭の名称は、順に▽大妻祭・千代田会場▽同・狭山台会場▽大妻多摩祭―と称します。

 大妻祭千代田・狭山台両会場は、「No Nature, No Life」(ノーネイチャー、ノーライフ=自然がなければ意味がない、生きられない)をテーマに掲げ、多摩祭テーマは「One~心をつなぐ笑顔の力~」でした。

ファイナリスト明らかに(千代田)

 「大妻祭」千代田会場の2日間の入場者数は、同祭実行委員会発表で合計3,973人でした。初日の呼び物は、午後大学校舎地下1階アトリウム(学生ホール)特設ステージで今回初めて行われた「大妻ファッションアワード」。モデル青柳文子さんがゲストとして登場して盛り上がった中で、ファイナリスト4人はランウェイを歩き、立ち止まってポージング、観客に自身がコーディネートした自慢のファッションをアピールして、会場投票の結果、初代「ファッションリーダー」の栄冠を勝ち取ったのは、「レオパードで大人っぽさを、ジャケットで子供っぽさを出しました」というエントリーナンバー4番、文学部コミュニケーション文化学科3年の小室なつみさんでした〔写真が初代ファッションリーダーに輝いた小室さん。左が審査中、右はティアラを着けた優勝後(20日千代田会場)〕。

 ミス大妻コンテストは、これまで千代田と多摩の2キャンパスでそれぞれ行われてきたのですが、今回、千代田はミスコンテストの企画を練り直して同アワードを始めました。文化祭当日まで出場者の名前と顔を一切明かさず、服飾コーディネートの写真だけで、どれが優れていると思うかと一般学生に投票してもらい、文化祭のファイナルステージで上位4人のファイナリストが初めて明らかになって、「ファッションリーダー」を決定するというものです。

倉田さんがミス大妻(多摩)

 「大妻多摩祭」の2日間の入場者数は、同祭実行委員会発表で5096人でした。人気イベント「ミス大妻コンテスト」は二日間にわたって行われ、エントリーされた6人の中からめでたく「2012年ミス大妻」の栄冠を射止めたのは社会情報学部2年倉田鮎美さんでした=写真

 年間200本は映画を見るという映画好きの倉田さんは、初日の「りんごの皮むき大会」「腕相撲対決」「クイズ」でポイントを稼ぎ、2日目はウェディングドレス姿を披露して観覧者からの得票を集め、総合1位となりました。「今年は何か大きいことに挑戦して思い出作りをしようと参加しました。応援に来てくれた祖父母の前でミスに選ばれて本当にうれしいです」と、喜びの涙を浮かべて話してくれました。

3団体が千鳥会奨励費の研究発表(千代田)

 もちろん“文化”祭ですから、研究発表も。大妻祭千代田会場では、「大妻女子大学千鳥会『学習・研究奨励費』受給団体発表会」が二日目午後に366講義室で行われ、①〔2Cぴーち〕「栄養学の視点で千代田区の食文化を探る」②〔ぴーち〕「豊かな生活力を育むための食育プログラムの開発に関する研究」③〔味の不思議研究会〕「食塩による甘味の強調効果の解明」―の3団体による3研究発表がありました。

 発表を聞き終えた荻上紘一学長は、「3団体は、先生から教わるだけではなく、自分の足を使ってデータを集め、主体的に取り組んでいましたが、これこそ『学ぶ』ということです」と感想を述べていました。大学・短大のいわばPTAにあたる千鳥会では、2006年度から在学生の学習・研究活動の奨励を目的に「学習・研究奨励費」制度を始め、助成しています。〔(下写真は左から)2Cぴーち、ぴーち、味の不思議研究会の3団体の発表の様子と、講評を述べる荻上学長

ずらり教室で模擬店(千代田)

 文化祭の華の模擬店やイベントはどうだったのか――。千代田会場は、都市型キャンパスで行われるので、屋外の模擬店はなく、大学校舎内の教室を利用して模擬店がずらりと並び、至る所で来場者を楽しませました。出来合いのものを仕入れるのではなく、焼き立てパン、手作りピザやスイートポテトなど学生お手製の食品販売が目立つのは、家政学部を擁して調理実習室で下ごしらえができる本学らしいところでしょう。どんな模擬店が軒を連ねていたのかは、下のリスト・写真をご覧ください。

 そのほかのアトリウム特設ステージの催しでは、初日は、▽グループ「ドルチェ」のクラリネットアンサンブル演奏▽大妻女子大学管弦楽団の演奏▽「和裁創成工房」のきものファッションショーがあり、観客約250人が集まりました。二日目は、▽オールチアリーディング・カンパニー「リンクス」のチア演技▽合唱団のコンサート▽グループ「アディクテッド2」のストリートダンス▽山田流筝曲部の琴演奏の発表があり、観客約200人が楽しみました。大妻講堂では、二日目の午前11時30分から山本裕典トークショーが行われ、622人が来場しました。

花火打ち上げ場所変更(多摩)

 多摩祭の方はというと、キャンパス中央を東西に貫くケヤキ並木の学園通りに例年と同じく模擬店のテントがずらりと立ち並びました。学園通り中央の階段の段差を利用して、踊り場をステージに見立てた屋外特設ステージでは、前記のミス大妻コンテストのほか、課外活動団体「オールチアリーディング・カンパニー」のチアのパフォーマンス=写真、音楽・お笑いライブ、ビンゴ大会、クラブ・有志団体発表などのイベントが行われ、初日は450人、2日目は650人の観客を集めました。そのほか初日に体育館アリーナで行われた三浦翔平トークショーは、1200人の観覧者を集めました。

 ただ文化祭に浮かれていたのではなく、チャリティー活動にも熱心に取り組みました。多摩校学友会は、バザー(下写真①)を学園通りのテントで開きました。ヘルシーメニュー1食を食べると売り上げのうちの20円が開発途上国の子どもの学校給食支援の寄付金となるTFT活動を日ごろは学生食堂で推進している課外活動団体「テーブル・フォー・ツー」は、同じくテントで韓国のおやつ・ホットクとタピオカのお店を出し、寄付金集めをしました(同②)。人間関係学部棟4階では、出張メイク講座(同③)とネイルブース(同④)が設けられたのですが、仕上がりに満足してもらえた来場者に呼びかけて、もちろん任意ですが、東日本大震災義援金を募るチャリティーも併せて行いました。

 多摩祭実行委員会運営部の企画で、運営メンバーの笑顔のスナップ写真を集めた「スマイルキャラバン」は、正門を入ってすぐ左手の学生会館1階掲示場のガラス壁面に掲示されて、来場者をお出迎え。期間中は「あなたの笑顔になれるものとは?」のテーマでメッセージカードも募り、来場者のスナップ写真と合わせて同会館に貼り出されました。

学生会館のガラスに掲示された写真(左)と赤枠部分の拡大(中)、メッセージカード

 多摩祭の目玉イベントの一つが、初日夜の花火の打ち上げで、18時40分から約10分間、打ち上げ花火、仕掛け花火計約600発が夜空を彩りました=写真
 
 例年花火は、キャンパスの東にある正門から入って最も奥まった西側の高所にある「全学共用運動場」で打ち上げられていたのですが、運動場が人工芝に変わったので、今年は一段下がったキャンパス中央北側に位置する「球技場」で行われました。学園通り回廊で見物したある来場者は、「去年よりも近くで見られて迫力がすごかった。来年もまた見に来ます」と笑顔を見せながら感想を話してくれました。

ワークショップで地域貢献 踊り侍も(多摩)

 地域貢献も忘れていません。多摩祭の展示として、社会情報学部棟1階ラウンジでは、多摩市内の60歳以上の高齢者のみなさんが携帯電話で撮影した、身の回りのちょっとした1コマを切り取った写真およそ30点が展示されました。実はこれら展示作品は、社会情報学部情報デザイン専攻・炭谷晃男教授のゼミ生たちが講師となって、今年9月に同市永山公民館で行った「高齢者のための携帯電話講座」の受講生の作品です。

 課外活動団体「大妻サイエンスクラブ」はキャンドル・スライム作り(下写真①)▽同「バルーンアート同好会ばろん。」は風船教室(同②)▽同「手話サークルひまわり」は手話教室(同③)のワークショップを開き、子どもたちに人気のスライム作りは初日で材料がなくなるほどの盛況ぶりでした。地域貢献関連として、本学と早稲田大学学生で結成しているよさこいサークル「踊り侍」は、多摩ニュータウン環境組合多摩清掃工場で行われた地域交流イベント「たまかんフェスタ」の特設ステージに21日午後1時20分に登場、迫力いっぱいのよさこい踊りを披露して、イベントを盛り上げました(同④)。同フェスタは、交流の輪を広げようと、今年も多摩祭と日程をそろえて開催されたものです。

 ここまで紹介しきれなかった盛りだくさんの今年の模擬店と展示をまとめました。残念ながら来場できなかった方、全部回りきれなかった方はどうぞ次の配置図・写真をご覧ください。

多摩文化祭模擬店、展示

OGも手伝いにやってきて(狭山台)

 「大妻祭」狭山台会場の2日間の入場者は、合わせて1,150人でした。広いグラウンドに滑り台など遊具を置いて、地域の子どもたちに自然と触れ合う遊び場を提供する活動を行っていたのが、児童学科学生で結成している「冒険遊び場大妻はらっぱ」。里帰りのような形で、「大妻はらっぱ」立ち上げ時に学生だったOG林希栄子さん=写真=も来校し、子どもたちと触れ合っていました。本学児童学科卒業後、東京・渋谷区の「渋谷はるのおがわプレーパーク」でプレーリーダーを務めていただけに、子どもたちとの見事な遊びっぷりは、学生のいいお手本です。大妻はらっぱには、初日47人、二日目99人が遊びに来ました。

 パフォーマンスに目を転じると、オールチアリーディング・カンパニー「リンクス」は、初日午前にグラウンドで観客約30人が見守る中で、元気いっぱいのチアの演技を披露して、オープニングを飾りました。体育館アリーナでは、初日は児童学科学生11人で結成された「チェリーチャイルド」と、狭山台寮の同じフロアに暮らす寮生で結成された「2棟4階」がそれぞれAKB48などの曲に合わせてダンスを披露し、観客約30人を楽しませました。二日目は、二人組「アローズ」がヒップホップダンスを、グループ「ニケ」(NIKE)がKポップのカラの曲に合わせてダンスを見せました。観客は約50人。二日目に2号館154講義室では「千葉雄大トークショー」が開かれ、観客約200人を集めました。

 2号館中2階では、前年に引き続き、大妻コタカ記念会(同窓会)が「写真でみる狭山台校の歴史」の写真展示を行いました。現在狭山台キャンパスでは、家政・文2学部1年生が学び、かつては1・2年生が学ぶ教養課程のよう位置づけだったのが、2015年度からは千代田キャンパスで4年間一貫して学ぶことに変わって、学生はいなくなってしまう予定だけに、回顧展として貴重です。

 狭山台会場の出展の様子は、すべてを紹介し切れませんが、次の写真をご覧ください。

併せてホームカミング・ 父母懇談会も(多摩)

 多摩祭開催に合わせた行事として、「ホームカミング」や「父母(保護者)懇談会」も開かれました。

 OGを母校に招くホームカミングを文化祭初日の20日に開いたのは人間関係学部の社会学と社会・臨床心理学の2専攻。会場では、恩師を囲み、あるいは卒業生同士で和やかに思い出を語り合う姿が見受けられました〔写真上から社会学専攻(人間関係学部棟1階ラウンジ)、社会・臨床心理学専攻(同7387教室)〕。

 父母(保護者)懇談会は、20日午後に多摩キャンパスにある社会情報・人間関係・比較文化の3学部がそれぞれの学部棟で開き、社会情報は約120人、人間関係140人、そして比較文化約60人の保証人のみなさまが来校しました。教員からの就職状況、海外研修の報告や、人間関係学部は模擬講義に熱心に耳を傾けた後、教員と保証人がじっくりと懇談しました。

各学部長のあいさつ(左から社会情報、人間関係、比較文化)