お知らせ - 2011年

4月3日入学式挙行 翌4日早くもキャリア教育

宣誓書手渡しを 平成23(2011)年度大妻女子大学大学院・大学・短期大学部合同入学式は、4月3日午前11時から東京都内で行われ、大学院27人、4年制学部1,640人、短大595人の新入生総数2,262人が本学へ入学しました。その中には、本年度新設の短大家政科生活総合ビジネス専攻1期生72人の姿も(入学者の内訳は別掲)。
 式では、新入生代表(社会情報学部生)が「入学後は、学則を守り、学生の本分を全うし、意義ある学生生活を送ることを誓います」と高らかに宣誓し、伊藤朋恭学長代理へ宣誓書を手渡しました=写真
 翌4日は、短大生全員を千代田キャンパス大妻講堂に集めてキャリア教育プログラム「短大スタンダード」の講義が行われ、新入生に対し早くもキャリア教育が始まりました。

1分間の祈りからスタート 入学式

 3日の入学式では、3月11日に東日本大震災が発生したことに伴い、冒頭、犠牲者に対し1分間の祈りがささげられました。体調不良で欠席した大場幸夫学長に代わって式辞を述べた伊藤学長代理は、「今私たちに求められているのは、安全に配慮しつつ、教育機関としての責務を果たすこと」と、その紙数の多くを大震災関連事項に割かなければなりませんでした(入学式式辞は別掲)。

 会場ロビーでは、本学学生親睦団体「学友会」の学生が大震災被災者向けの義援金を募り、新入生総代宣誓では、「日本は、今、東日本大震災により大きな困難に直面しておりますが、一日も早い復興を切に願ってやみません」というフレーズがさしはさまれるなど、いつもとは違った展開の中で、入学式は約30分間にわたって行われました。引き続き前年度から始まった花村邦昭・大妻学院理事長による「大妻教養講座―大妻コタカが目指したこと」の講義と、本学の歴史・創立者大妻コタカの生涯を紹介するスライド上映を行って、午後1時に当日の行事を終えました。

 とはいえ、すべてが張り詰めた雰囲気の中で行われたのではなく、会場入り口では、入学式の立て看板の前で記念撮影の行列がいつものようにできあがり、青森から駆けつけたという新入生の母親は、「東北新幹線の運行が正常化していないので飛行機で上京しましたが、何ら不安も心配もありません。東京は花粉がひどいですね」と話し、栃木県出身の文学部新入生は、「東京の人は、少し大げさだと思います。栃木の方がずっと落ち着いていますよ」と話すなど、冷静な対応がここかしこに見られたのも事実です。

黙祷義援金記念撮影の列

入学式冒頭の1分間の祈り(左)、ロビーでは義援金集め(中央)、看板前の記念撮影の行列(右)

ワークを交えて実践的に 短大スタンダード

短大スタンダード 3日の入学式で、伊藤学長代理は、「女性の自主性・指導力という要素は、一般職での就職が困難になっている現在、ご自分のキャリア形成にとって重要なポイントとなります」と大学生活で大切なキャリア形成について式辞の中で触れました。その言及を具体化するものとして、4日の大妻講堂では、会場清晃さん(あいば・きよあき、PHP研究所主幹講師、松下政経塾2期生)を講師に招いて、短大新入生全員に対し、キャリア教育プログラム「短大スタンダード」の全体講義『キラリと光輝き 心豊かに ワクワク イキイキ生きるために―企業研修現場に学ぶ社会人(予備軍)としての基本的心得』が行われました=写真

 会場さんは、「みなさんは、来年の就職活動で、面接官から『これまでの学生生活はどうでしたか』と必ず聞かれるでしょう。つまりこれからの学生生活をどう送るかが決め手になります。さあ、1分間、これからどんな学生生活を送る考えなのか、書いてみましょう」などと呼びかけ、新入生はワークを交えた実践的な講義に聞き入りました。

 この短大スタンダードは、4年制学部のプログラム「質量両面の就業力向上のためのキャリア教育」と並ぶキャリア教育プログラムとして2011年度短大新入生から導入されました。短大学生が2年間という在学期間に、自分のことを見詰めなおし、将来につながるように「自分探し」(自己認識)を行い、学びの中から自らの能力に目覚め、仕事と生きがいの両面から自己の人生をデザインできる内容のキャリア教育を行います。

 今回の全体講義を受けて、今後、個別講義の3テーマ―①人生へのプレゼンテーション②自己発見③キャリアとマナー―を順次受講していくことになります。