お知らせ - 2011年

古書店は直接来店がお勧めと西秋さん講演 ◆次回ラコイベントは大妻中高・寺尾教諭 1/21【終了】

講演の様子と西秋幸男さん 今回で7回目となる大妻女子大学図書館のラーニングコモンズ・イベントは、ちょっと趣向を変えて学外から講師をお招きし12月10日に千代田キャンパスで行われました。講演タイトルは「神保町古書店街を100倍楽しむ方法」で、講師が西秋幸男さん=写真(右上が西秋さん)。世界有数の本の街、神田神保町地区で国語国文学専門の古書店・日本書房を3代目として営む傍ら、神田古書店連盟のイケメンブラザーズ(イケブラ)のひとりとして5年前から広報宣伝を担当しています。(図書館・川上美香)

公式ガイドと来場者の学生 「99歳の祖父が1948年に開業し、祖父・両親・兄夫婦と共に家族経営をしています」と自己紹介から始めた西秋さんは、「近ごろはインターネットで古書が探せますが、来店をお勧めします」と言います。なぜなら古書店には、ネット上に登録されていない古書が無数に在庫しているから。でも、160店以上の古書店が軒を連ねる神保町では、お目当ての本探しで本の森に迷い込むことになりかねません。そんな時、「私たち神田古書店連盟がつくった公式案内本『神保町公式ガイド Vol.2』(2011年10月発行)を見てください」。目印は読書家で知られるお笑いコンビ、ピースの又吉直樹さんの表紙で、「古書店主たち自らが書いた案内を読めば、ジャンルだけでなく、店と主人の雰囲気が分かります」と古書店選びをガイダンス。〔写真左から、『公式ガイド』表紙と、同誌を見る来場者の学生

 いざ、神保町へ出かけて、「店頭のワゴンにはサービス品が並んでお買い得。レジ以外は頑固おやじと目を合わせなくても済みます(笑)」「お目当ての本がみつからなかったら、店員に聞いてみましょう。他店を紹介できるのも神保町の良さです。先入観は捨てて書店に飛び込んでみてください」とアドバイスをいただきました。西秋さんは、神保町のトリビアのひとつとして、古書店が靖国通りの南側に軒を連ね、入り口が北向きなのは、書籍の日焼けを防ぐため――を披露してくださいました。「お友だちと神保町巡りをする時に、このトリビアを話せば尊敬されるかも(笑)」などと、終始ユーモアを交えたお話に、笑いが絶えないイベントとなりました。

次回は寺尾隆雄教諭「お楽しみ! 地図で日本史」

第8回ラーニングコモンズ・イベントポスター 次回(2011年度第8回)ラーニングコモンズ・イベントは、大妻中学高等学校で社会科を担当する寺尾隆雄教諭が「お楽しみ! 地図で日本史~地歴連携の試み~」をタイトルに新春2012年1月21日(土)午後1時から千代田キャンパス図書館で講演します。
 講演にあたって、「御茶の水にある神田川は人の手で掘られたのを知っていますか? 紀尾井坂の名前の由来を知っていますか? 地図を見ると日本史のさまざまな出来事が見えてきます。今回は地図を用いて日本史の楽しさをたくさん紹介します」とのメッセージを先生が寄せてくださいました。詳細は、こちらをご覧のうえ、ぜひご来聴ください。