お知らせ - 2011年

ロンドン大学英語音声学セミナー リポート(2)

神保さん 10月10日「大妻ニュース」掲載の久瀬まりん(大英4年)さんの「ロンドン大学(UCL)英語音声学セミナー」リポートに続けて、英文学科2年の神保亜依さん(写真、大観覧車ロンドンアイを背後に左から2番目が神保さん)の体験記を紹介します。

本場のイギリス英語を日常的に聞ける

 授業はセミナー受講者全員と少人数のグループに分かれて、1日それぞれ2時間ずつ計4時間あります。セミナー受講者全員が一緒に受ける授業では、主にイントネーションの基本的な知識や仕組みを学びます。大教室にさまざまな国の人たちが集まって学ぶのはもちろん初めての経験でしたが、とても充実して素敵な空間でした。私たちに授業を教える先生方は、世界的にも学界で著名な方たちばかりなので存在感に圧倒される思いでした。
 もちろん全て英語の授業なので聞き取れないことも多々ありましたが、私は先生方の講義のイントネーションに意識を集中し、耳を慣らすことに専念しました。日本語を例に出したり、簡単なジョークを交えたりの楽しい授業なので、内容を十分に理解できなかったとしても満ち足りた感じがありました。授業の内容は、引率の先生がその日の放課後にバックアップしたり、夜に次の日の重要な内容を解説してくださるので心配いりません。
 少人数の授業は、実際に正しいイントネーションや発音を使ってグループで会話練習をしたり、簡単なゲームをしたりとアクティブなものです。自分の発音などが間違っていると、担当の先生が親切に教えてくれるので、とてもためになります。間違っていても恥ずかしがらずに積極的に会話することで着実に身についていきます。

ロンドンの町並み 放課後や土日曜は、街に出て発音とイントネーションに注意しながら英語で話すことをお勧めします。相手に自分の英語が通じた時のうれしさは、言葉にできないくらいの感動です。寮はどこに行くにも便利な場所に位置しているので、交通に困ることはありません。地下鉄が主な交通手段ですが、歩きでも意外にいろいろなところへ行けます。週末は遠出をするのがいいと思います。私はハリーポッターの撮影地にもなったクライストチャーチがあるオックスフォードへ列車で行きました。ロンドンとは街並み、景観も違い、別の雰囲気を味わえました。素敵な場所なのでぜひ出かけてみて下さい。

ロンドンの名所 やはりロンドンの観光名所と言えばバッキンガム宮殿やロンドンアイ、ビッグベン、ウェストミンスター寺院、セントポール大聖堂、タワーブリッジなどが定番ですが、見に行くだけの価値は本当にあります。特に夜のライトアップされたロンドンの景観は、本当に奇麗で何時間眺めていても飽きませんでした。

写真は、ロンドンアイ(左上)、ビッグベン(右上)、ウェストミンスター寺院(左下)、タワーブリッジ(右下)〕

 寮では、イギリス定番の朝食が味わえます。昼食と夕飯は各自で選びます。ロンドン大学の中に食堂があるので、1度は食べてみてもいいでしょう。大学周辺には、スーパーなどのお店があるので、そこで買って食べることもできます。夕飯はレストランで食べても、そんなに高くないのでいいと思います。私の場合は友だちとレストランへ行き、コース料理を食べました。日本と違い量が多いので友だちとシェアして注文するのもいいでしょう。個人的なお勧めは、なによりデザート。本当においしく、種類も豊富なので、何回か通っていろいろな味を楽しみました。

 私が今回のセミナーに参加して一番良かったと思うのは、英語の発音やイントネーションを正確に覚えていなかったのを知ることができた点です。アメリカとイギリスの英語は違うとしばしば耳にしていながら、実際にどう違うのかいまひとつ分からなかったのですが、本場のイギリス英語を毎日聞くことで、自分の中で疑問は解決できました。英国の文化と伝統を知ることができ、充実した2週間を送れました。自分の英語力の不足を痛感し気持ちが落ち込んだこともありましたが、日本に帰ってから、自分の英語に対する取り組み方は大きく変わりました。なにより、「もっと頑張ろう」と思うきっかけになりました。

(英文学科2年・神保亜依)