これまでの取り組み 産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業

※本事業は平成27年度で終了となりました。


本学を含む首都圏の18大学(17大学1短大)による取組「首都圏に立地する大学における産業界のニーズに対応した教育改善」が、文部科学省の平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマA】」として選定されました(平成24年9月20日付)。(*1)

本学を含む首都圏の16大学(15大学1短大)による取組「首都圏におけるインターンシップ等の拡充・高度化」が、文部科学省の平成26年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】インターンシップ等の取組拡大」として選定されました(平成26年5月13日付)。(*6)

選定された取組「首都圏に立地する大学における産業界のニーズに対応した教育改善」【テーマA】(平成24〜26年度)

この取組は、本学を含む首都圏の18大学短大が連携し、よりきめ細かい産業界ニーズの汲み上げの方法、キャリア教育のカリキュラムの整備について大学同士が互いに学び合い、さらなる強化を図ることが目的です。本事業参加校は、青山学院大学を幹事校とし、お茶の水女子、工学院、駒澤、芝浦工業、昭和女子、女子美術、専修、拓殖、東京家政、東京電機、東京都市、東京未来、法政、明治学院、目白の各大学、東京家政大学短期大学部と大妻女子大学で、合同した専用サイトも設けています(*2)。

 

平成26年度で補助期間が終了したことに伴い、実地調査等による実施状況や成果の確認及び成果報告書の内容に基づく書面審査を行われ、平成27年8月に文部科学省から最終評価が発表されました(*3)。


本学は、高い就職率を誇り長らく“就職の大妻”と称されてきたのですが、本学の教育理念である「関係的自立」(*4)を実現するために、今後は、円滑な就職活動を促すのみならず、学生1人ひとりが社会的および職業的に自立を果たし、生涯にわたって望ましいキャリアを形成できるよう、教職員が一体となって学生をサポートする必要があるという問題意識に立ち、新しいキャリア教育のシステムを導入しました。

大妻女子大学のキャリア教育体系

新しいカリキュラムは学年進行型で段階的に学習を積み上げられるものとなっています。

まず1,2年生向けの「キャリアデザインⅠ」において、履修生は社会的・職業的自立に必要であると同時に産業界から求められるコミュニケーション能力、チームワーク力、主体性といった汎用的な能力(本学では「就業継続力」と呼んでいます)の重要性やそれに関する自己の現状を認識するとともに、ライフコースのイメージを持ち、さらに自己の能力育成方法および全学生に用意された「学習ポートフォリオ」(「学びのマップ・ポートフォリオシステム」)の使用方法を学びます。

「就業継続力」育成の場は、「キャリア・ディベロップメント・プログラム」(CDP*5)などの課題解決型授業(PBL)や体験型授業、クラブ活動やボランティア活動など、キャンパスライフのあらゆる場面に存在しており、そこでの体験で得た糧を整理して蓄積していくのが「学習ポートフォリオ」です。

ついで、2,3年生においては「キャリアデザインⅡ」が用意されています。キャリアは、企業・産業の個人の能力発揮に対する期待と、個人の企業・産業での活躍の意欲とのすり合わせの中で形成されるものです。そこで「キャリアデザインⅡ」では、焦点を「自分を知る、自分を育てる」から「企業・産業を知る」に移し、日本社会における産業構造、そして各種業界や企業組織について学びます。

最後に3,4年生対象の「キャリアデザインⅢ」では、再び「自分を知る」に焦点を移し、これまでに大学生活の中で蓄積した体験的学びを振り返ることを通じて、自己の適性・能力や能力の成長過程についての自己分析を行い、学びの言語化を図ると共に、ワークライフ・バランスなど、就職後の働き方や生活のより具体的なイメージを形成し、能力や興味ばかりではなく自身の価値観に適った就職のあり方を考えます。

以上の学びを通じて、学生は就職活動に自信をもって臨むことができるようになります。


*1 選定結果の詳細は、文部科学省HPをご覧ください。
*2 産業界ニーズGP首都圏グループ18校合同サイトは、こちらをご覧ください。
*3 最終評価結果の詳細はこちらをご覧ください。
*4 本学の教育理念、「関係的自立」については、こちらをご覧ください。
*5 本学のCDPの取組については、こちらをご覧ください。

選定された取組「首都圏におけるインターンシップ等の拡充・高度化」【テーマB】(平成26〜27年度)

この取組は、本学を含む首都圏の16大学短大が連携し、地域全体へのインターンシップ等の普及・定着とキャリア教育の充実を図ることを目的に、インターンシップ受入企業と参加学生の拡大に向けた新しいインターンシップの形態の在り方や地域インターンシップ推進組織の管理態勢、インターンシップを担当する大学スタッフ・専門人材の質の向上等を目指します。本事業参加校は、青山学院大学を幹事校とし、工学院、駒澤、芝浦工業、昭和女子、専修、拓殖、東京家政、東京電機、東京都市、東京未来、法政、明治学院、目白の各大学、東京家政大学短期大学部と大妻女子大学です。

企業等で一定期間の就業体験をするインターンシップは、学生が自己の職業適性や将来設計について考え、主体的な職業選択や高い職業意識の育成が図られる貴重な機会です。本学がこの取組に参画することで、本学学生のインターンシップ参加機会の増加、産業界ニーズに適った人材の育成、本学のキャリア教育体制のより一層の充実等が期待されます。

*6 選定結果の詳細は、文部科学省HPをご覧ください。

産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業の目的

本事業は、産業界のニーズに対応した人材育成の取組を行う大学・短期大学が地域ごとに共同して地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等と産学協働のための連携会議を形成して取組を実施することにより、社会的・職業的に自立し、産業界のニーズに対応した人材の育成に向けた取組の充実が図られるよう国として財政支援を行うものです。